
不在時の宅配荷物、どうしていますか?共働き世帯や外出が多いご家庭で、再配達を「手間」と感じている人が少なくありません。そんな悩みを解消してくれるのが、宅配ボックスです。
宅配ボックスは近年大注目されている設備で、導入する方が増えています。しかし、調べてみると「簡易型、機械式、電気式」など種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も。
そこで本稿では、宅配ボックスの代表的な種類と、選び方の手順を分かりやすく解説します。あなたの生活スタイルに合った一台を見つけるためのヒントになれば幸いです。
宅配ボックスの主な種類
宅配ボックスがあると「置き配の盗難リスク」や「再配達を依頼する手間」から開放されます。とても便利な設備ですが、機種の選択を間違うと「使いづらい」と後悔する結果になりかねません。
宅配ボックスは大きく「簡易型、機械式、電気式」の3種類に分かれます。それぞれコストや防犯性、使い勝手が異なるため、特徴をよく理解して選ぶ必要があります。
さっそく、それぞれの特徴と向いている人を整理してみましょう。あなたに合うタイプはどれでしょうか?
簡易型(折りたたみ型・ソフトボックス型)

簡易型は、布やポリエステルなどのソフト素材で、使わないときは折りたたんで収納できる手軽なタイプです。数千円から購入でき、工事不要で届いたその日から使えます。
省スペース設計のため、玄関が狭い住まいでも設置しやすいのが魅力です。一方で、素材が柔らかいため防犯性や防水性は低く、屋根のある人目に付きやすい場所への設置が推奨されます。
簡易型は「宅配頻度が少ない人」「賃貸や集合住宅に住む人」「初期費用を抑えたい人」におすすめです。手軽さを重視するご家庭にぴったりです。
機械式(ダイヤル式・ボタン錠式)

機械式は電源不要で、ダイヤル錠やボタン錠で施錠・解錠するタイプです。配達員が設定した暗証番号を不在票で知らせ、受取人が入力して開ける仕組みになっています。
機械式の利点は、シンプルな構造でトラブルが少なく、設置場所を選ばないところ。電気代やシステム費用が不要で、ランニングコストも低いです。
ただし、不在票が盗まれると荷物も取られる可能性があります。履歴が残らないため、トラブル時の追跡が難しい点も弱点です。
機械式は「コストを抑えたい人」「電源がない場所に設置したい人」「簡単な操作性を求める人」におすすめです。価格と防犯性のバランスを取りたいご家庭に向いています。
電気式(コンピューター式・オンライン式)

電気式は、電源を使って施錠・解錠を制御する高機能タイプです。ICカードや暗証番号で開閉し、誰がいつ使ったかの履歴を自動で記録できます。
荷物到着をスマホに通知する機能や、遠隔で監視・解錠できる機能が付いたものもあり、利便性が非常に高いです。発送したい荷物を宅配ボックスに入れて、集荷してもらう使い方もできます。
盗難やいたずらのリスクが低い反面、高額で、維持費もかかる点は注意が必要です。停電時に手動解錠できるかどうかも、確認しておく必要があります。
電気式は「セキュリティを重視する人」「荷物の受け取りが多いご家庭」「賃貸物件のオーナー」におすすめです。機能性と管理性を重視する場合にぴったりです。
宅配ボックスの選び方を4ステップで解説
宅配ボックスを選ぶ際に検討したいのは、「設置環境・荷物サイズ・必要な機能・費用」の4点です。
ここでは、後悔しない選び方をステップごとに解説します。具体的には、以下の手順で進めていただくとよいでしょう。
- 1. 設置場所と固定方法を決める(利便性・防犯性に影響)
- 2. 必要な容量(ボックスサイズ)を確認する
- 3. 必要な機能(施錠方法、防水性など)を検討する
- 4. 費用と補助金制度の有無を確認する
順番に、分かりやすく解説します。
1. 設置場所と固定方法を決める(利便性・防犯性に影響)

設置場所は、使い勝手と防犯性を左右する最重要ポイントです。玄関から近く、玄関ドアの開閉を妨げない場所が理想。さらに、屋根のある場所なら荷物が濡れにくくなります。
防犯面では、死角に置かないことが大切です。ボックスごと持ち去られないように、据え置き型ならアンカーボルト、簡易型ならワイヤーでしっかり固定を。盗難を防ぐための必須の対策です。
「動線・雨・人目」を意識するだけで、利便性と安全性が大きく変わります。とくに雨のかからない場所に設置できれば、簡易的な防水性能で済むため、ボックス選びの選択肢が広がります。
2. 必要な容量(ボックスサイズ)を確認する

次に、受け取りたい荷物の大きさに合う容量を選びます。小さすぎると荷物が入らず、大きすぎると玄関スペースを圧迫しますので、慎重に検討したいところです。
サイズ選びでは、普段受け取る荷物の「最大サイズ」を考慮して選ぶのがコツです。頻繁に荷物を受け取るご家庭なら、遠隔解錠できる電気式、あるいは複数ボックスモデルを検討しましょう。
宅配ボックスを集荷にも利用したい方は、出荷する荷物のサイズも考慮する必要があります。
3. 必要な機能(施錠方法、防じん・防水性など)を検討する

機能面では、まず施錠方法を確認します。コストを抑えたいなら簡易型や機械式、セキュリティを重視するなら電気式が安心です。
屋外に設置する場合は、防じん・防水性能もチェックしましょう。IP等級をチェックして「IP54」以上のモデルを選べば、ホコリや雨による有害な影響から荷物を守れます。
とくに精密機器を受け取る可能性がある場合や、屋根のない場所に設置する場合は、要チェックです。
4. 費用と補助金制度の有無を確認する

最後に、総費用を確認します。電気式は本体代金や工事費に加え、管理費や電気代などのランニングコストも確認しましょう。
また、再配達の削減による人手不足解消の一環として、国や自治体が補助金を出している場合があります。期間や予算が限られていますので、導入前に最新情報をチェックしてみてください。
補助金を活用すれば、実質的に初期費用を抑えられるので、より高性能なモデルを選ぶ余裕が生まれます。
宅配ボックスは、生活スタイルに合わせて選ぶことで真価を発揮します。設置場所・容量・機能・費用の4ステップを押さえ、ご家庭の暮らしに合った一台を選びましょう。
まとめ:種類と選び方を理解して、自宅に適した宅配ボックスを選ぼう
宅配ボックスは、「簡易型」「機械式」「電気式」などタイプによって特徴が異なります。価格・防犯性・使いやすさのバランスを見極めて選択することが大切です。
実際に選ぶ際は、設置場所や容量、必要な機能を確認し、自宅の環境に合うものを選びましょう。補助金制度もチェックしたいところです。コストを抑えられるかもしれません。
あなたのご家庭に合った宅配ボックスを選べば、再配達のストレスから解放されます。暮らしの快適度を向上できる一台を探してみてください。
記事:ダット
