庭でできること

ベランダにホップ、植えてみたー1年目の挑戦記録ー

北海道や東北など、昼夜の寒暖差が大きい地域での栽培が有名なホップ。ビール大好きniwacanメンバーが、関西の狭いベランダで、ホップ造りに挑戦してみました。つる性の植物ならではの「つる下げ」の様子を含め、ベランダホップの1年目の成長記録をご紹介します。

植え始めの様子については、こちらの記事をどうぞ。

イメージ:ベランダにホップ、植えてみたー植え始めー

ベランダにホップ、植えてみたー植え始めー

ビールの製造において、苦味や香りの元となる、ホップ。クラフトビールを愛してやまない私の元に、あるルートからホップの苗木がまわってきました。ベランダで、ツル性植物を育てる挑戦の記録です。無事に伸びてくれるだろうか・・・。 そもそもホップとは アサ科の植物で、紀元前から薬用・香料として利用されており、9世紀頃からビールに使われ始めました。ホップの雌花の「毬花(まりはな)」という部分の中にある「ルブリン」という黄色い球体がビール造りに使用されます。苦みや香りづけだけでなく、防腐効果としても評価されています。中世の時代、インドがイギリスの植民地だったころ、インドに滞在するイギ…

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つる下げ

上に上に、ぐるぐるネットに巻きついていった結果、6月末にはネットの最高峰(140㎝)に到達。さすが、1シーズンで5mにもなると言われているホップです。

スペースの限られたベランダでこのまま育て続けるために、つる下げを行いました。

左が6月27日時点、右が6月30日時点。わずか3日で約10㎝も伸びました!

つる下げとは文字通り、収穫や管理のしやすさのために、つるを高所から下げる作業のことです。特に支柱やトレリス、ワイヤーを使って上に誘引したホップを収穫期に備えて、地上近くに移動させる作業として行われます。


支柱にくくりつけていた黄色い紐をほどいて、ゆっくりとネットを下げます。下げた部分は、葉がなるべく重なり合わないように、ネットより手前に刺した短めの支柱を利用し、つるが立体的になるように調整。

下げてきたネットを最下部のネットと束ねて、支柱に黄色い紐でくくりつけます。

元々頂上にくくりつけていた部分を支柱の半分の位置まで下げ、その上に新たなネットを設置。

元々あったネットと新しいネットのつなぎ目は、支柱に黄色い紐でくくりつけます。

ネットから飛び出ていたつるを新しいネットに巻きつけて、つる下げ完了。

成長の様子

◆7月~9月

5~6月はひたすら上に上に、1本のつるが伸びていた状態でしたが、7月に入り、脇芽がどんどん増えていきました。立体的につるが伸びていくので、たまに近くのネットの方に誘導してみたり。

猛暑の影響もあり、朝に水遣りをしても、夕方には土の表面が乾いている状態。休日などは1日2回の水遣りを続け、ひたすら成長していく葉っぱを見守り続けました。少しずつ、先っぽが枯れ始めた葉っぱも出てきたので、ジョウロだけでなく、霧吹きも使用して水遣りを続けました。

下の写真は左が8月末、右が9月末の比較です。多方面につるが伸び、ネット全体を覆うように葉っぱが増えていきました。

つる性の植物を育て、「緑のカーテン」として楽しむ方も多いようです。育てる楽しみだけでなく、ベランダから差し込む日差しを遮ることで、室温上昇も抑えることができます。niwacanのレイズドベッドのように、もっと横幅のあるプランターで育てたら、しっかりカーテンになりそうです。

◆10月

通常、8月下旬~9月上旬にかけてが収穫期とされているホップ。ひたすら芽が出て、葉っぱは増え続けているものの、「実」らしきものが全く見当たらない中、10月に突入。まだまだ温かい過ごしやすい時期に、少しずつ変化が出始めました。

もしかして・・・。このツンツンしてるものは、実?でも、このまま開いて、葉っぱになりそうな気配も。ちょっと自信が持てなかったので、もう数日放置してみたところ・・・

大きくなってる!!葉っぱにならず、どんどん重なっていってる!!これは間違いなく、ホップだ!!!!

10月30日、ようやく小さな小さな実を確認することができたのですが・・・。その後も水遣りを続けても、この実がこれ以上大きくなることはありませんでした。

1年目の成果

葉や脇芽の茂り方は順調だった。小さいけど実も確認できた。ただ、そこから「ホップ」と思える大きさまで、大きくならなかった。やはり、実ができるのが遅かったのか。もっとつるが上まで伸びる高さが必要だったのか。そもそも気候的に、無謀だったのか・・・。

12月に入り、多くの葉っぱが枯れ始めました。「1年目の挑戦はここまでか」と諦めモードだった時に、ベランダホップ育成仲間から驚くべき報告が。

「どんどん実ができて、収穫大変なんだけど」

で、で、できてる・・・。
これぞまさしく、ホップ!!!!



友人の家と私の家は、1駅分くらいの距離。気候的に大きな違いがあるとは思えません。そんな訳で次回記事では、友人と私の育て方で何が違ったのか、検証結果をお伝えします。


記事:walk


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