
北海道や東北など、昼夜の寒暖差が大きい地域での栽培が有名なホップ。ビール大好きniwacanメンバーが、関西の狭いベランダで、ホップ造りに挑戦してみました。つる性の植物ならではの「つる下げ」の様子を含め、ベランダホップの1年目の成長記録をご紹介します。
植え始めの様子については、こちらの記事をどうぞ。
つる下げ
上に上に、ぐるぐるネットに巻きついていった結果、6月末にはネットの最高峰(140㎝)に到達。さすが、1シーズンで5mにもなると言われているホップです。
スペースの限られたベランダでこのまま育て続けるために、つる下げを行いました。

つる下げとは文字通り、収穫や管理のしやすさのために、つるを高所から下げる作業のことです。特に支柱やトレリス、ワイヤーを使って上に誘引したホップを収穫期に備えて、地上近くに移動させる作業として行われます。

支柱にくくりつけていた黄色い紐をほどいて、ゆっくりとネットを下げます。下げた部分は、葉がなるべく重なり合わないように、ネットより手前に刺した短めの支柱を利用し、つるが立体的になるように調整。
下げてきたネットを最下部のネットと束ねて、支柱に黄色い紐でくくりつけます。

元々頂上にくくりつけていた部分を支柱の半分の位置まで下げ、その上に新たなネットを設置。
元々あったネットと新しいネットのつなぎ目は、支柱に黄色い紐でくくりつけます。
ネットから飛び出ていたつるを新しいネットに巻きつけて、つる下げ完了。
成長の様子
◆7月~9月
5~6月はひたすら上に上に、1本のつるが伸びていた状態でしたが、7月に入り、脇芽がどんどん増えていきました。立体的につるが伸びていくので、たまに近くのネットの方に誘導してみたり。


猛暑の影響もあり、朝に水遣りをしても、夕方には土の表面が乾いている状態。休日などは1日2回の水遣りを続け、ひたすら成長していく葉っぱを見守り続けました。少しずつ、先っぽが枯れ始めた葉っぱも出てきたので、ジョウロだけでなく、霧吹きも使用して水遣りを続けました。
下の写真は左が8月末、右が9月末の比較です。多方面につるが伸び、ネット全体を覆うように葉っぱが増えていきました。

つる性の植物を育て、「緑のカーテン」として楽しむ方も多いようです。育てる楽しみだけでなく、ベランダから差し込む日差しを遮ることで、室温上昇も抑えることができます。niwacanのレイズドベッドのように、もっと横幅のあるプランターで育てたら、しっかりカーテンになりそうです。

レイズドベッド 900×300 3段
11,990円

レイズドベッド 600×300 3段
10,340円

レイズドベッド 900×600 3段
13,640円
◆10月
通常、8月下旬~9月上旬にかけてが収穫期とされているホップ。ひたすら芽が出て、葉っぱは増え続けているものの、「実」らしきものが全く見当たらない中、10月に突入。まだまだ温かい過ごしやすい時期に、少しずつ変化が出始めました。


もしかして・・・。このツンツンしてるものは、実?でも、このまま開いて、葉っぱになりそうな気配も。ちょっと自信が持てなかったので、もう数日放置してみたところ・・・

大きくなってる!!葉っぱにならず、どんどん重なっていってる!!これは間違いなく、ホップだ!!!!
10月30日、ようやく小さな小さな実を確認することができたのですが・・・。その後も水遣りを続けても、この実がこれ以上大きくなることはありませんでした。
1年目の成果
葉や脇芽の茂り方は順調だった。小さいけど実も確認できた。ただ、そこから「ホップ」と思える大きさまで、大きくならなかった。やはり、実ができるのが遅かったのか。もっとつるが上まで伸びる高さが必要だったのか。そもそも気候的に、無謀だったのか・・・。
12月に入り、多くの葉っぱが枯れ始めました。「1年目の挑戦はここまでか」と諦めモードだった時に、ベランダホップ育成仲間から驚くべき報告が。
「どんどん実ができて、収穫大変なんだけど」


で、で、できてる・・・。
これぞまさしく、ホップ!!!!
友人の家と私の家は、1駅分くらいの距離。気候的に大きな違いがあるとは思えません。そんな訳で次回記事では、友人と私の育て方で何が違ったのか、検証結果をお伝えします。
記事:walk

