
山登りに、持っていくかどうか一番迷うアイテム。それはずばり、コーヒー器具。できるだけ背負う荷物を減らしたい。だけど、山頂で飲む淹れたてのコーヒーが格別なことは知っている。加えて、持って行けば登山仲間内でヒーローになれることも知っている。
登山、キャンプ、バーベキューなどはもちろん、普段の生活でも大活躍な「ポータブルコーヒードリッパー」。私のようなヨコシマな考えはなくとも、ドリップコーヒーを楽しみたい全ての人にお届けしたいアイテム。折りたたみ可能ではあるものの、しっかり形状を保ってくれるので、ソトでも安心してドリップ可能です。
折りたたんだ姿は、まるで一輪の花

機能だけじゃない、飾りたくなる道具。折りたたむと、思わず目がとまる花のカタチ。収納している時まで、ちょっと嬉しくなります。登山リュックにぶら下げれば、きっと「それ、何?」と声をかけられるはず。そしてその優秀さを語り始めれば、気づけば会話も弾み、山頂までの道のりもあっという間かもしれません。

カップに注ぐのは、コーヒーとちょっとした自由
澄んだ空気、湿気、風の匂い、すべてが「味わい」になる。だから、ソトで飲むコーヒーは毎回違った経験になるのかも。五感が目覚める場所で飲む一杯は、ゆったりとした時間を感じさせてくれるはず。
ペーパーフィルターをドリッパーにセットしたら、まずは湯通し。お湯を軽く注いで、紙臭さを取ります。

湯通しによってカップも温まったはず。カップのお湯を捨てたら、美味しいコーヒーを淹れる準備は万全。コーヒーの粉は中心を少しくぼませると、お湯が均等に入るのでオススメ。

粉全体にまずは30~40mlのお湯を注いで、蒸らしの時間。中心から「の」の字を描くようにゆっくり。30秒ほど待って、粉がふっくら膨らむのを待ちます。

残りのお湯を2~3回に分けて注ぎます。常に中心から外側へゆっくり、細く。


最後の一滴は落としきらないうちにフィルターを外した方が、雑味を防ぐことができます。

一杯の後にも、いい仕事
コーヒーフィルターに残ったコーヒーかす、すぐに捨てちゃうのはもったいない。冷蔵庫や靴箱の消臭剤として使用するのは多くの人がやってるかもしれませんが、まだまだいろんな使い道があります。

コーヒーかすの成分は昆虫が苦手とする香りとされてるので、乾燥後に庭に撒いておくと、虫除けに効果的。焚火や炭火の後にかけると、消化しつつ嫌な臭いを抑えてくれます。
また、コーヒーかすには窒素・カリウム・リン酸といった植物に必要な栄養素が含まれているので、乾燥させて土に混ぜて、肥料として使う方法も注目されているようです。

飲んだ後のコーヒーかすが、植物へのやさしいプレゼントになる。そう思うと、より穏やかな気持ちでコーヒーを味わえる気がします。
記事:walk


