
「チューリップは1年使い切り」
そんな言葉を耳にすると、なんだか少し寂しい気持ちになりませんか? もちろんプロのアドバイスは大切。でも、マニュアル通りにいかないのが自然の面白さでもあります。
「もったいない」という素朴な思いと、「本当に無理なのか試してみたい」という挑戦心。ガーデニング初心者ながらに試行錯誤した、2年目のチューリップの開花を目指す奮闘記をお届けします。
球根の掘り下げについては、こちらの記事をご覧ください。
1月~2月前半の成長記録


去年の2月中頃の様子と今年の1月末の様子を改めて比べてみると、気づくことがありました。
①芽の育つ方向
昨年初めて植えた時は、芽が上を向くように球根を植えたはずなのに、それぞれ違う方向に伸び始めました。このまま変な方向に伸びてしまうのではないかと不安になり、何度かそーっと、土を増やして芽が上向きになるよう、調整しました。比べて今年は、早い段階でしっかり上を向いています。
やはり球根から芽が出すぎる前(12月)に、土に植えたおかげでしょうか。球根と球根のスペースがしっかりとれたことや、20㎝以上深さがある、という状態も影響しているかもしれません。レイズドベッドの3段タイプは深さをしっかり確保することができるので、チューリップのように根をしっかり張る植物を育てるのに最適です。
②芽の色の違い
去年は植え始めた時のニンニクのような黄色の芽から、ちょっと赤みを帯びる子がいたりしたものの、薄い黄緑色の芽が出てきたのは2月以降。比べて今年は、小さな芽の状態でも1月末の時点でしっかり緑色。
このまま葉として、ぐんぐん成長していきそうな兆しです。

2月後半の成長記録


2月後半に入ると、最高気温が15度を超える日もあり、今年は明らかな暖冬。その影響もあってか、1週間で葉の枚数が増え、ぐんぐんと背が伸びました。 その生命力に驚かされる一方で、一つの不安がよぎりました。
「2年目のチューリップ、本当に咲いてくれるのだろうか?」
一般的に、2年目のチューリップが咲くかどうかは、去年の葉がどれだけ光合成をして球根を太らせたかで決まると言われます。 つまり、植え付けた時点で勝負の8割は決まっているということ。「葉っぱは立派に育ったけれど、花は咲かなかった」 そんな2年目ならではの切ない結末も、珍しくないのです。
追い打ちをかけるのが、今年の暖冬です。 成長が早いということは、それだけ球根のエネルギーを激しく消費しているということでもあります。球根のポテンシャルに期待しつつも、ただ見守るだけではいられなくなりました。
という訳で、「追肥」という最大の後方支援を行うことにしました!
チューリップの追肥
●タイミング
2月末。葉がしっかり育ってきたタイミング。
●肥料の種類
液肥の方が即効性はあるようですが、与えるタイミングと量や希釈が難しそうに感じたので、粒状の固形肥料を蒔いて、じっくり長く効かせることに。
●場所
球根や芽に直接触れないよう、株から少し離れたあたりの土に、混ぜ込みました。

そーっと肥料を蒔いている時に、いつも以上にじっくり葉を観察していたら・・・。

つぼみ、発見しました!!
球根そのもののポテンシャルがもともと高かったのかもしれませんが、慣れない手つきで行った掘り下げや、夏場の保管がうまくいっていた証拠だと思うと、ようやく一安心です。 植えた7個の球根のうち、まずは2個につぼみが見受けられました。
全ての球根が咲いてほしいと願いつつも、 もし今年咲かなかったとしても、今の追肥は決して無駄にはなりません。土の中でじっくりと栄養を蓄え、それは「来年の開花」へと繋がっていくからです。せっかく育った葉が枯れないように、毎日の水遣りを大事にしながら、引き続き4月の開花まで見守りたいと思います。
1年目のチューリップの開花については、こちらの記事をご覧ください。
記事:walk




