庭でできること

人工芝のDIYで快適な庭やベランダに!メリット・デメリットや長持ちさせるコツを紹介

人工芝の庭

人工芝はDIYで簡単に敷くことができ、天然芝より手入れが楽で人気。ベランダなどいろいろな場所に敷けるのも魅力です。そんな人工芝を取り入れるときは、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切。選び方や長持ちのコツも知っておくと快適に使い続けられます。これから人工芝を敷きたいと考えている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

人工芝を敷くメリット

人工芝を敷いたベランダ

人工芝にはいろいろな利点があります。まずは人工芝の魅力について紹介していきましょう。

ベランダにも芝生が敷ける

天然芝は植物なので、根が張れる土の上でなければ敷けません。人工芝なら下地がコンクリートでも敷けるため、ベランダにも張り込めます。殺風景なベランダに緑の人工芝を敷くだけで明るく開放的な雰囲気に。子どもやペットの遊び場としてもぴったりです。また、ベランダに限らず駐車スペースや室内などにも取り入れられます。

庭なら雑草対策になる

庭に人工芝を敷くと、太陽光が遮られるので地面から生える雑草の光合成を妨げます。そのため、雑草が生長しにくくなります。ただし、人工芝の隙間から雑草が生えてくることもあるので、下地として防草シートを敷いておくようにしましょう。

また、雑草は虫のエサとなるため、雑草が生えにくくなれば虫対策にもつながります。特に庭の蚊が気になっている人は、人工芝にすることで蚊の繁殖を抑えるのに役立ちます。その際には、蚊の発生源となる水たまりができないように水はけのいい人工芝を選ぶようにしましょう。

天然芝に比べて手入れの手間が少ない

天然芝は植物なので定期的な手入れをしなければ枯れてしまったり、芝が伸びて景観を損なったりすることがあります。一方の人工芝は水やりや芝刈り、雑草対策、施肥などの手入れ作業が不要なので、手間が少なくて忙しい人にも扱いやすいです。

ただし、人工芝でも全く手入れがいらないというわけではありません。長持ちさせるための手入れのコツは後ほど紹介しますのであわせて確認してくださいね。

季節問わずいつでも緑の芝生を楽しめる

一般的な天然芝は、冬になると休眠期になるため茶色くなってしまいます。庭木も枯れてしまうと、冬の間は寂しい庭になってしまいますね。そんなとき人工芝なら季節を問わずいつでも鮮やかな緑の地面を楽しめます。日が短くて寂しくなりがちな冬の庭を明るく見せるのにも役立つでしょう。

人工芝を敷くデメリット

人工芝で遊ぶ犬

魅力がいっぱいの人工芝ですが、敷く前にはデメリットも把握しておきましょう。メリットとデメリットを踏まえた上で選んでいくのが大切です。

経年劣化により張り替えが必要

天然芝は定期的に手入れをしていくことで数十年と長持ちするメリットがあります。一方の人工芝は合成樹脂でできているため、紫外線などさまざまな影響で経年劣化してしまいます。

芝が寝たり抜けたりして約7~10年で寿命となることもあるため、定期的に張り替えなければいけません。初期費用は天然芝より人工芝の方が高いので、何度も張り替えするとなるとコストもかかってしまいます。また、100均などの安価な人工芝だと、耐久性が低くて数年でへたってしまう場合があるので注意が必要です。

夏は日光が当たると熱くなる

人工芝はポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂素材でできており、これらは熱を吸収しやすいです。そのため、夏に直射日光が当たると人工芝の表面がとても熱くなってしまいます。

子どもやペットに外遊びさせるときは注意しなければいけません。大人でも裸足で歩くと熱さを感じることがあるため注意しましょう。もし熱くなってしまった場合は打ち水をすることで表面温度を下げることができます。

バーベキューや花火はNG

人工芝は合成樹脂でできているため火気が近いと溶けたり燃えたりする恐れがあります。そのため、人工芝は火気厳禁。バーベキューコンロや花火は使用できません。もしお庭でバーベキューや花火を楽しみたいというお家であれば、人工芝ではなく天然芝を敷く方がいいでしょう。

人工芝の選び方

人工芝を選ぶときはいくつかのチェックしておきたいポイントがあります。張り込んでから失敗に気付くことのないように、事前に確認しておきましょう。

パイルの長さをチェック

人工芝のパイルの長さ

人工芝の毛足のことをパイルと呼びますが、このパイルの長さによってクッション性が変わります。お部屋に敷くラグと同様に、パイルが長いほどクッション性が高くなります。裸足で歩いたり寝転がったり、小さな子どもの遊び場にしたりしたい場合はパイルが長いタイプの方が快適です。

さらに、パイルが長いほどリアルな見た目のものも多く、天然芝のような雰囲気にしたい場合にもおすすめ。ただし、毛足が長い分ゴミやほこりが入り込みやすいため、こまめな掃除が欠かせません。また、リアルな手触りや見た目のものほど価格も高くなります。

そしてパイルが短いタイプは比較的リーズナブルなものが多く、取り入れやすいメリットがあります。また、パイルの隙間に入り込んだゴミも掃除しやすいです。
このようにパイルの長さによって長所と短所が異なるので、予算やどのようなシーンで使用したいかを考えながら選ぶといいでしょう。

素材をチェック

人工芝の素材

人工芝は合成樹脂でできていますが、その中にも素材の違いがあります。主に使われているのはポリプロピレン・ポリエチレン・ナイロンの3種類。それぞれの特徴は以下の通りです。

●ポリプロピレンは熱や紫外線によるダメージが少なくて丈夫なのが特徴。耐久性に優れているので長持ちしやすいです。しかし硬い手触りで価格は高めです。

●ナイロンはやわらかくて安価な素材。肌触りがいいですがカビやすいため、庭やベランダなどの屋外にはあまり向いていません。

●ポリエチレンはポリプロピレンとナイロンの中間のような素材でバランスがいいです。ナイロンよりも硬めですがポリプロピレンよりはやわらかく、肌触りとしても悪くありません。
また、水をはじくためカビの心配も少ないです。ナイロンよりも耐久性が高く、ポリプロピレンより安価なのでバランスが良くて選びやすい素材といえます。

ロールかジョイントマットどちらにするか確認

ロールの人工芝

人工芝には大きなサイズのロールタイプと複数枚を並べて敷いていくジョイントマットタイプがあります。庭など大きな面積に張り込みたい場合はロールタイプがおすすめ。ジョイントマットだと枚数が増えてしまい、施工が大変な上に継ぎ目が増えて見た目が悪くなる場合があります。また、芝の風合いを重視する場合もロールタイプの方が適していて、高品質なものが多いです。

一方でベランダなど狭いスペースに人工芝を敷く場合はジョイントマットが便利。1人でDIYするときも施工が簡単です。また、ジョイントマットの方がリーズナブルなので、お試しで人工芝を敷いてみたいというときにも向いています。

長持ちさせるお手入れのコツ

人工芝は経年劣化してしまうのが難点。しかし、きちんとお手入れすることで長持ちさせられます。そこで人工芝のお手入れテクニックを紹介します。

定期的なブラッシングで葉を起こす

葉が寝ている人口芝

人工芝は踏んだり重たいものを載せたりすると葉が寝てしまうことがあります。そのため、定期的にブラッシングして倒れた葉を起こすようにしましょう。デッキブラシなどで葉の流れと反対方向に起こします。人がよく歩く場所は特に葉が寝やすいのでこまめなブラッシングが大切です。

ゴミが落ちたら早めに取り除く

人工芝に置いたほうきとちりとり

枯葉やゴミなどが落ちた場合はその都度取り除くようにしましょう。放置すると人工芝の排水穴がふさがってしまって、水はけが悪くなります。水はけが悪いと虫やカビの発生原因になることも。また、落ち葉が濡れてこびりつくと取りにくくなる場合があります。

ほうきで軽く掃き掃除をして、できるだけゴミが溜まらないようにしましょう。落ち葉が多い場合はブロワーを使うのもおすすめです。

汚れたときも放置せず掃除を

芝の上に置いたホース

ゴミや落ち葉などが落ちたときだけでなく、汚れた場合も早めに掃除する必要があります。例えば、人工芝で飲食をして食べこぼしや飲みこぼしがあるときは水で洗い流すのがおすすめです。汚れが取れにくい場合は薄めた中性洗剤で少しこすると落ちやすくなります。高圧洗浄機は水圧が強すぎて人工芝を傷める恐れがあるため、できるだけ避けましょう。

重たいものを置く場合は時々移動させる

人工芝の上に植木鉢を置く

屋外用の家具や大きな植木鉢など重量のあるものを人工芝の上に置くと葉が寝てしまって元に戻らなくなることがあります。特に長期間置きっぱなしの場合は注意しなければなりません。葉が寝てしまうのを防ぐためには、こまめに移動させるのがおすすめ。植木鉢や家具がずっと同じ場所に置きっぱなしにならないようにしましょう。

人工芝の特徴を知って快適な庭やベランダを作ろう

今回は人工芝について紹介しました。人工芝にはメリットもデメリットもあります。天然芝との違いも考えながら選んでいくのが大切です。また、長持ちさせるためにも定期的なお手入れも欠かさないようにしましょう。ベランダや庭をより快適な空間にしたいなら人工芝をぜひ検討してみてくださいね。


記事:ハナ


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